2012/04/12

河川浄化(報告3)

河川浄化報告、続きます。
 
EM等の微生物資材は、培養の良し悪しがそのまま結果につながります。(当然ですが)
今回は主にEMの知識がある方々に向けて、培養について報告します。
 
【EM活性液について】
 
川へ投入したEMは、全て二次培養(EM1を約1000倍)
 
○一次培養:簡易培養タンク(100リットル)を使用し、EM1を約50倍に培養
培養資材(100リットルあたり) EM1:2リットル、EM2:1リットル、EM3:1リットル、
白砂糖:2kg、米糠・EMボカシ:300g程度(目の細かい洗濯ネットに入れ、タンクに投入)、
井戸水:約94リットル(培養した場所は山の上なので、普段から井戸水を使用)
 
 
培養タンク
 
 
PHは測定器で計測
 
始めは糖蜜を使用していましたが、溶かすのが面倒、PHが下がりにくい、コストが高いので白砂糖にしました。
白砂糖は支援物資で余ったてんさい糖(培養に向かない)を頂いたので、それを活用するため、サトウキビ由来の白砂糖と半々にして使用しました。(これで問題なく培養できました)
ちなみに、夏場のペットボトルの培養でPHが3,0以下(下がりすぎて菌が弱る)になる場合は、エサに糖蜜を使うと良いです。使い分けが肝要ですね。
 
米のとぎ汁の代用として米糠を使用していましたが、後半はEMボカシのみで培養しました。洗濯ネットの中身を入れ替えるのが面倒になり、3〜4回はタンクに入れっぱなしでも問題なかったです。
培養後にタンク内に残る澱(おり:沈殿物)も、次の培養(数回程度)にそのまま使いました。 
 
○二次培養:農業用タンク(1000リットル)を使用
EM活性液を約20倍(EM1を約1000倍=50×20)に培養
培養資材(1000リットルあたり) EM活性液(一次培養):50リットル、白砂糖:10kg、
米糠・EMボカシ:2kg程度(目の細かい洗濯ネットに入れ、タンクに投入)、
水道水:約940リットル
 
 
川の脇に設置したタンク
 
○培養コスト(2000リットルあたり、機材・備品費、水道光熱費、人件費を除く)
EM1、2、3:1リットル=2,100円/白砂糖1�=200円/EMボカシ1�=400円として
 
EM4リットル:8,400円/白砂糖22�:4,400円/EMボカシ4,3�:約1,730
2000リットル=14,530円(1リットル≒7,3円)
 
ただし、今回は全ての培養資材を災害支援物資として頂いているので、殆ど実費負担なく培養できました。
ご支援、ありがとうございます。
 
○培養方針
品質の向上、資材コスト低減、培養労力低減でやってみました。
容器管理(汚さない、密閉する)、資材吟味、温度管理の要点を踏まえた上で。
 
 
【EMの投入画像】
 
 
平成23年8月7日(水が濃い緑色)
 
 
8月15日(川沿いの桜が塩害で枯れています)
 
 
8月22日
 
 
8月25日
 
 
8月30日(水が茶色)
 
 
9月2日(水面に浮き草が多くなった)
 
 
9月6日
 
 
9月9日(茶色が濃い)
 
 
9月12日
 
 
9月15日
 
 
9月23日
 
 
9月27日
 
 
10月4日
 
 
10月12日(水の透明度が上がってきた)
 
 
同日、砂地が出てきました。
この後、水がまた茶色に戻りましたが、すぐに澄んで来ました。
 
 
昨日(平成24年4月11日)はこんな感じです。つづく

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