4月20日。海水にさらされても、けなげに咲こうとする桜が開花を始めた頃、貞山小学校にEMの散布を行いました。
今回は「大崎EM支援センター」を通じて来て頂いた「自然農法国際研究開発センター」「�フォレスト」の方々、「EMエコクラブみやぎ」の及川さん、兵庫県の三浦さんに助けていただきました。
津波は校舎の一階まで到達し、校庭には大量のヘドロが残されたとのこと。
自衛隊や米軍のおかげでヘドロは撤去されたが、ニオイや衛生上の問題は残りEMでの対処となりました。
石巻でもプール清掃等でEMを活用する学校は多く、効果については広く知られています。
失明などの危険性がある石灰に比べて、安全無害なEMは使い易い資材。それが多くの学校で散布された理由でもあります。
木の根元や畑には、米ヌカをEMで発酵させたEMボカシを散布
校舎へ散布
4月27日。気温の上昇と共に悪臭も気になる頃、避難所になっていた湊小学校へもEMを散布しました。
今回は山形の「環境U−ネットやまがた」の五十嵐さんたちのボランティアにより散布を実行、さらに瓦礫や車の入り込んだプールへEM活性液を投入しました。
瓦礫は山積み状態、ニオイますね〜
プールには車が泳いでいる状態、どうしたものか・・・
プールにEMをいれて悪臭対策
5月6日。山下中学校へ散布。校庭の木々にも枯れ始めたものもあり、ヘドロの残る箇所もある。
一階校舎内も浸水したのでここにも散布。
手動の噴霧器でくまなく散布
学校では多くのボランティアの方々に助けていただきました。ありがとうございました。
以下の画像は「大崎EM支援センター」を通じて来て頂いたボランティアの方々の散布の様子です。(EMエコクラブみやぎ、及川良市氏提供)
4月27日 石巻小学校
5月12日 住吉幼稚園
6月2日 開北小学校
6月2日 大街道小学校
6月6日 釜小学校
津波の被害をうけた学校は概ね散布できました。が、何回か必要な場所もある。
民家や道路にも必要、頑張りましょう。
つづく