2012/03/26

店舗浄化

本日午前中、大型店舗へEMを散布しました。今回は本業の清祓依頼に付随するものなのですが、許可を頂きましたので報告します。
 
塩や日本酒によるお清めはよく知られていることですが、神事の前に霊的な負荷が大きい場合にも、事前に土地などに撒いて清めたりします。
今日はそれが目的なのですが、面積が大きいために通常の方法では無理があるため、EMを併用し機材で散布する事となりました。
 
災害以前から境内や鳥居などに散布していましたので、その経験からEMにも清めの力があると感じています。
複合させた微生物の発酵は生命の神秘ですね(唯物的学術体系を信仰する人々からはトンデモなのでしょうが)
 
使用資材は1000リットル(うち、EM:100/日本酒:50/水:850)、日本酒が混入してあります。
大面積をお清めしたい方はこの比率(経験則です)でお試し下さい。
 
 
1000リットルタンクにEM投入
 
 
続いて日本酒(日高見純米酒50リットル!)投入
 
 
最後に水を投入し完成
 
 
かなり広いのですが・・・
 
 
工事の方々と機材のおかげで円滑に進み
 
 
外部周囲にも散布しました
 
 
津波被害の大きい場所では幽霊目撃談が後を絶ちませんが、風評は必要以上に恐れるべきではありません。
寺院・墓所などでの供養、神事、慰霊祭、鎮魂の植樹など様々な形で追悼し続けることで確実に好転します。
 
犠牲になられた方々のご冥福と、地域復興は表裏一体、生者の役目を地道に務めましょう。
 
つづく

2012/03/23

湊小学校は今

本日、近くを通ったついでに湊小学校に寄り道してみました。現在は避難所の役目を終え、無人の寂しい様子でした。
EMを散布した時の状態よりはかなり改善しましたが、そこから進んでいない様な感じです。
 
 
正面入り口
 
 
記念碑が据えられていました
 
 
追悼の植樹のようです
 
 
校舎の時計は津波の到達時刻(地震から約1時間後)で止まったままです
 
 
体育館も閉鎖中
 
 
昨年、車が泳いでいたプール、使用再開はいつの日か
 
 
EM散布後の湊小学校での活動記録があったので紹介します。
 
平成23年7月22日現在、避難者156名、生ゴミ発生:2バケツ(20リットル)/1日
現在、避難所の生ゴミは全て堆肥化処理(寄附された用具・資材を使用)
生ゴミ処理担当:阿部慶吾氏(避難者、近隣在住)
悪臭は緩和したがハエの対処に苦慮、後にEM活性液を届ける(詳しい使用方法は阿部氏に伝達)
 
この日(7/22)、阿部さんにお会いして処理の現場を見せて頂きました。
密閉型バケツにEMボカシと他の資材を併用し、生ゴミを入れて数日置いた後、学校の花壇と自宅の畑に埋めていました。
 
自宅の畑も見せて頂きましたが、立派に野菜が育ち、庭のアジサイがきれいに咲いていました。
阿部さん曰く、「こんなに立派に育ったのは初めてだ」とのこと。
汚泥や木片も生ゴミと一緒に埋めたそうで、掘って確かめてみると分解が早いため、効果的でした。
(携帯電話で撮影した画像が出てこない為、「め組JAPAN」のブログを紹介 → http://maketheheaven.com/megumijapan/?p=4103
 
阿部さんは相澤さん(私のEMの師)の弟さんと職場の同僚だったそうで、相澤さんとも近所であったため、EMを知っていたそうです。奇しくも今災害において、その知識が役に立ったというわけでした。
 
 
津波で相澤さんは亡くなられましたが、遺されたもの「生きた証」が多くの人々の助けとなっています。
師のご冥福を祈りつつ、阿部さんのように自発的に対応されている方々に対し敬意を表し、結びとします。
 
つづく

2012/03/16

取材案内(2)

過去編、続きます。  
 
7月14日
 
EM研究機構(EMRO)の欧州支社(ドイツのEM製造メーカー)の方々が来訪され、EM宮城連絡協議会およびEMエコクラブみやぎ(http://www7b.biglobe.ne.jp/~emecoclub/)の方々とともにEMの散布現場と被災地をご案内しました。
EMの災害支援活動に対し欧州の方々からも義捐金を頂いている(ありがとうございます!)ので、被災地の報告記事をEMの冊子に載せるそうです。
 
 
 
一般家庭での散布(EMエコクラブみやぎ 及川氏)
 
続いて、三河町〜門脇町近辺を案内しました。
 
 
瓦礫は減りましたが、重機が転がっています
 
 
自衛隊への感謝が掲げられていました(本当ですね!)
 
 
門脇小学校、長渕剛が年末の紅白歌合戦で歌った場所です
 
最後に、湊中学校へ行きました。
 
 
EMを散布した場所は避難所食堂となっていました(格好いい!)
 
 
支援物資の粉石けんは使って頂いているようです
 
 
EM研究機構欧州支社およびEMエコクラブみやぎの方々(津波の水位が残っています)
 
その後、欧州支社刊 『EM Journal』誌に記事が掲載されました(地球環境・共生ネットワーク提供↓)
 
 
 
 
 
仙台市蒲生の鈴木英俊氏も掲載されていました。
鈴木氏の取り組みについては後ほど・・・つづく

2012/03/08

被災民家再生

過去の活動報告です。
 
平成23年7月6日
 
瓦礫の撤去が円滑になり始め、仮設住宅への入居が始まりつつあったこの頃、被災地のコミュニティ維持という課題がありました。
そこで、被災した民家を借り受けて補修を施し、交流の場(サロン)として再生させる事業を、NPO法人パルシック(http://www.parcic.org/index.html)の方々と当団体が協力して進めることとなりました。
 
この民家も一階天井まで津波が到達し、瓦礫と汚泥の撤去後にも悪臭はなかなか消えません。そこでEM散布による環境改善を行いました。
 
 
 
床下に隈なく散布
 
 
外側もていねいに
 
 
周囲の悪臭箇所にも念入りに
 
 
軽トラックに動力噴霧器とタンクを搭載、約30倍に希釈したEM活性液を使用
機材はNPO法人地球環境・共生ネットワークより借用
 
当地では多くの団体や人々の連携により、完璧ではないにせよ細かいニーズへ対応することが出来ました。
日本人の美徳「和」の心を感じました。本当にありがとうございます!
 
この後、この建物は多くの方々のご協力により改修されました。
そして、パルシックさんにより「街の駅おちゃっこ」として運営され、地域の方々を支えることとなりました。
 
 
 
改修後の室内 美しくなりました
 
 
入り口の案内 手作り感が良いですね
 
 
外観は民家のままです
 
改修後にこの場をお借りしてEM土団子を作成しました。
後ほど報告します。つづく

2012/03/03

出口編集長再び〜EM土団子投入

直近の話題です。
昨日、平成24年3月2日、
 
EM宮城連絡協議会の方々とともにDND研究所の出口編集長が来られ、EM土団子を中里川(大街道)に投入しました。
EM土団子は仙台の学生やボランティアの方々の手によって作成されたもので、投入数は約700個となりました。
 
 
狙いを定めて投入
 
 
まとめて投入
 
水の状態はかなり改善し、川底が見えてくるようになりました。となりの貞山運河はまだ茶色が抜けないので更に投入が必要です。
川沿いには、昨年の秋に植えた水仙が芽吹いてきました。春遠からじ。↓
 
 
 
この後、「街の駅 おちゃっこ」にお邪魔しました。被災者が気軽に集える無料喫茶として、被災地での交流を支えてきたこの場所も、3月12日で閉鎖となるそうです。
私も思い入れがあったので寂しい限りです・・・(他地域の二ヶ所はまだ続けるそうです)
 
 
出口編集長は興味津々で、代表の加藤さんに取材を続けていました。
 
 
書がイイ味出しています。お茶、ご馳走様でした。