河川浄化、現在までのまとめの報告です。
目的:河川(および川辺)の津波による被害からの環境改善により、公益に資すること
(悪臭消し、汚泥などの汚染物質分解、生態系回復、景観美化など)
経緯:悪臭に悩まされていた地域住民からの要望と協力により、当団体が浄化を開始、
「U−ネット」を始め多くのNPOや個人より支援・資材提供を受けて現在も継続中
石井閘門付近(平成24年4月)
大街道付近(平成24年4月)
期間:平成23年8月〜平成24年4月(現在も継続中/微生物資材投入は主に8月〜10月)
浄化方法:微生物資材(EM)の活用、植栽、ゴミ回収など
使用資材:EM活性液 約16510リットル
(石井閘門付近:約410リットル/大街道付近:約16100リットル)、
EM土団子 約3050個(石井閘門付近:約650個/大街道付近:約2400個)、
その他、北北上運河へEM土団子 約3000個使用、花卉種苗など
結果:悪臭はほぼ消滅/汚泥は減少中/川自体の改善、植栽などにより景観改善/
生態系は推移を観察中(現在、水鳥の来訪は多く見られる)
・・・ざっとこんな感じです。今後の課題としては、客観的な浄化の証拠となるCOD(科学的酸素要求量)などのデータを、定期的に収集できれば良いのですが、マンパワーとコスト的に負担が大きいので難しいところです。
実際には、多くの方に何度も来て見て頂くのが客観的だと思います。石井閘門付近には看板が設置してあるので、近くの方は是非お越し下さい(いいトコロですよ)。今後、大街道付近にも看板設置の予定です。
おわりに大街道付近の川の変化を御覧下さい(石井閘門付近は報告4を参照)
平成23年8月7日(濃い緑色)
8月30日(ヘドロが浮き上がってきている様子)
9月6日(茶色)
9月27日(濃い茶色)
10月21日(茶色消滅)
10月27日(茶色リバウンド)
11月11日(茶色また消滅)
11月25日(透明度UP)
冬を越えて・・・平成24月4月11日(安定中)
4月24(津波を被る前の状態に近づきつつある)
河川浄化は今年も様子を見ながら継続します。報告は今回でひとまず終了、その後はそのつど報告します。
最後に、ご支援・ご協力いただいた全ての方々へお礼を申し上げます。ありがとうございました!