2012/05/13

せっけん作りin大橋仮設団地

5月10日 U−ネットの小林さんと安斎さんと共に、石巻市大橋地区の仮設団地内にある集会場にて、食廃油を利用したEMせっけん作りを行いました。参加者は仮設住宅の住民の方々20名ほど、皆さん女性でした。
津波で亡くなられた私のEMの師、相澤さんの奥さんがここに住んでいますので、ご協力頂き今回の運びとなりました。
(EM廃油せっけんの作り方は、EM研究機構HPを参照 → http://www.emro.co.jp/download.html
仮設住宅の集会場
 
大橋は500戸以上の仮設住宅地です
 
集会場内部、外観より広く感じます
 
今日の講師は安斎かずえさん、彼女の作る高品質のEM石鹸には仲間内でも定評があります
 
米のとぎ汁EM発酵液と苛性ソーダを混ぜ合わせ(換気を十分に!)
 
次に42℃程度まで冷やす(保冷材と水を入れたバケツを利用)
 
食廃油に少しずつ注いで混ぜ合わせ、後はひたすら掻き混ぜる
今回は40分以上、お疲れ様でした
 
牛乳パックに入れて・・・
 
口を留め、新聞紙で包んで仕込み完了、2〜3日後に開封して切り分け、1ヶ月ほど乾燥の後に完成
 
住民の男性が様子見に来た折、クジラの油で石鹸を作った話を聞きました(どんなニオイか気になる)。おそらく場所はかつて捕鯨で栄えた鮎川だと思いますが、今災害では甚大な被害を受けています。
 
今回は男性の参加者がいないのが残念。災害後の不便な生活でも女性は逞しいですね。
 
仮設住宅は抽選で入居が決まるため、被災以前の地域にあったご近所付き合いも疎遠になってしまいます。その反面、新たな交流の機会でもあります。
そのコミュニケーションの機会を提供する意味でも、様々な催しが多くあることは意義深いですね。また何か行いましょう!
 
つづく

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